「吉本新喜劇」本番を迎えるまで

わんさか女将

2007年06月09日 06:31

前回「吉本新喜劇」の《本番を迎えるまでの通し稽古》は、約3回くらいでした。
と、申しましたよね?
一回目が《台本読み》。
二回目が、その後すぐに始まる《立ち稽古》←一応、台本通りに(本いきで)進めます。で、《立ち稽古
》終了後、
三回目に向けて《手直し》が始まります。

私も関西人なんで、昔からテレビで「吉本新喜劇」は見てました。

初めて台本をいただくまで、ずっと(きっと台本はギャグの嵐なんやろぉなぁ)と思ってました。

ところが!「吉本新喜劇の台本」って、とてもシンプルなんです!

今から言う表現が、正しいか正しくないかは分かりませんが《うどん》に例えると、
最初のできたてホヤホヤの台本は《素うどん》(※作家の先生方、失礼しました…)。
それが三回目の立ち稽古を迎えるまでの間に(真剣に笑いを生み出そうとする)師匠方、ベテランさん、兄さん姉さん、時には若手によって、いろんなトッピングが加わり《特製デラックスうどん》に変わるんです!

もちろん大体のあらすじは変えません。

劇中の会話を,その時、出演されてる役者さんにあわせたギャグで膨らましてゆくのです。

大層に書きましたが、大層な事ですよ!

でもね〜。

さすが皆さん、慣れてはるというか、手際が良く《ツーカー》なやりとり?で、着々と本番用の芝居に仕上げていかれるんですよ!

ほんの20〜30分くらいですかね〜?

で《三回目の稽古》が、何事もなく終了すると

「では明日から一週間、宜しくお願いしまーす!」解散…。

って感じになります。

《台本読み》が夜の8時頃〜スタートして《三回目の稽古》が終わり、
解散するのが、大体夜中の12時か01時くらいなんで、ほんの4〜5時間、稽古しただけで本番が始まります。

初めて知った事実でした☆

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