知らないとは、恐ろしや(苦笑)

わんさか女将

2008年02月28日 11:53

「居酒屋わんさか」が まぁまぁ波にのってきて3年たった2003年くらいの頃、

真夜中にとあるお客様が3名様が、ご来店されました。

ご入店時に「このお店は、何時までですか?」と聞かれたので

「2時までです。」と普通に答えました。

最初は、普通にお話をされていたのですが、だんだん、

お話の内容の雲行きが、怪しくなってきました。

そのくらいなら、他のお客様もいらっしゃらなかったので、

聞かないフリをして、過ごせれたんですが、

だんだん、ヒートアップしてきて、中のひとりの男性が

女性にお絞りを投げたり、胸ぐらをつかんだり、

ちょっと、凄い事になってきました。


もちろん女性に対して、罵声も浴びせてました。


もう我慢できなくなってきてマスターが

「帰って、貰えますか?」と男性に言いました。

すると男性は「2時までって言ってたじゃないか!

この店は、客を何だと思ってるんだ!」と怒鳴りつけました。


「とにかく帰って下さい!」マスターも引き下がりません。

やりとりが続き、引き下がらないマスターの姿に向こうも怒りながら諦めて、

ブツブツ言いながら、お代を払いました。


そして、扉を開けながら、まだ、グチグチ、真夜中に大声で文句を言っていました。

その頃には私もカチンときてたので

「お客さん!この建物の2階は、人が住んでらっしゃるから

今頃は皆さん寝てるんですよ!迷惑だから静かにして下さい!」

と、一発、怒ってやりました。


そのまま、3人は、大声で、ブツブツ言いながら

(主にうるさいのは、その男性)帰っていきました。


「ほんまに、しょーもない、ちわ喧嘩で、大の大人が、

みっともないよなぁ〜〜!」とマスターに言うと、


マスターが遠い目をしながら「あれが有名な○○かぁ〜〜…。

やっぱり、しょーもない、オッサンやなぁ〜〜…」と言いました。


「えっ!?○○って、あの有名な??」

「そう!」

「えーー!!!!あの人が○○?」

なんと○○とは世間の皆様もよくご存知の有名人で、

茨木の同業者の間でいつも話題に昇ってる方でした。


話題の種類は2種類あって

《素行が悪いけど、有名人だから、へいこら対応してる店》と
《素行が悪いから、追い出した》という武勇伝と(笑)

いつも聞かされてました。


私は、名前は、よく存じ上げてたのにお顔は、全く知らなかったので、

勢いよく、怒鳴ってしまったのです!


その方は、新聞にコラムも書いたりしてるし、

ついこないだも(2008年1月頃)とある件でテレビに出まくってました。

そんな有名人を敵に回してしまったので、

2人とも実は、しばらくビビってました(苦笑)


「こんな小さな居酒屋、○○が、手を下したら、

吹っ飛ぶよなぁ〜〜〜………。大丈夫かな?」と(苦笑)



まぁ、幸い、5年経った今まで、何にもありませんので、仕返しはなかったようです。

まっ。○○が女性に対して暴力を振るってたり、

その女性との喧嘩の原因が、彼のイメージダウンになるような話だったので、

きっと後ろめたかったのもあったと思います。

でも、まぁ〜。知らないとは、恐ろしや。

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