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2007年06月16日

辛い出来事

それから(吉本新喜劇の若手として初出演させていただいてから)2〜3年、

新喜劇にお世話になっていましたが、会社側が思うほど私は功績がのこせないまま(早い話が、ぱっとしないまま)、《首きり》の時期がやってきてしまいました。

首きりって…すごい表現ですよね…。

誰が言い始めたかは知りませんが、要するに

《現在、吉本新喜劇に在籍する中途半端な若手達を一斉に首にして、新しい人達を入れる枠をつくる事》を当時は《首きり》と言ってました。

「近々、首きりあるらしいで…」そんな噂が若手達の間で広まりました。

それから間もなく、若手達に集合がかけられました。

新喜劇を管理する偉いさんが、とてもあっさりと、こう言いました。

「え〜、今から名前を挙げる方は、もう明日からの(新喜劇の若手の為だけの無料)レッスンには来ていただかなくて結構です。そして、今後、吉本新喜劇に出演できる事はありません。では…」

男性も、女性も、たくさん名前が挙がりました。

その中に…私の名前もありました。

あまりにショック過ぎて、その日、いや、その話の後、誰とどのように、過ごしたか記憶にありません。

私の中で走っていた道が突然切れてしまったのです。

私の人生の中で、数回ある、本当につらい出来事でした。


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Posted by わんさか女将 at 05:23│Comments(0)☆吉本(新喜劇)時代
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