オオサカジン

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2007年08月08日

忘れられない嫌がらせ

なんというタイトルでしょう!

爽やかな「朱夏」カテゴリーには、全く不似合いのタイトルで

不快な思いをされた方がいらしたら、本当に申し訳ないです!

でも安易な気持ちで、付けたタイトルではありません。

前回のブログに目を通していただいてない方は、

先に、そちらを読んでいただけますか?

ご面倒だと思いますが宜しくお願いします!!!

ではながくなりましたが本題に入ります

少し前の回のブログで

「2000年に開店したお店がヒマになってきたので手作りチラシを頑張って配りました」

とお伝えしましたが、7年前の当時のJR茨木付近は、本当に飲食店のチラシなんて、

だーーーれも配ってなくて、ちょっと目立ってたと思います。

ていうか、目立つのも目的でした。

移転前の「わんさか」は、分かりにくい場所にありましたし、

広告費に全くお金はかけてませんし、

チラシでも配って目立って「わんさか ってどこ?」

と思っていただかないと営業続けれない(笑)状態だったので、

毎日毎日、雨の日でも、配り続けました。

お陰様で、チラシがご縁で、常連さんになって下さった方が、

今現在でも続いてるくらい、結構、効果がありました。

でも一度たりとも《客ひき》はした事ありません!

誓っていいます!

私は「また(今度)宜しくお願いします(^o^)!」と言いながら

チラシをお渡ししてただけなので、チラシを配った全ての方には、

お客様の意志で「わんさか」に入店いただいてました。

チラシ効果かどうかは定かではありませんが、

それなりに少しずつ、常連さんが増えていきました。

「毎日、頑張ってチラシ配ってはったから気になって来てみました(笑)」

など言って下さると、本当に嬉しく思い、

また明日も頑張って、チラシ配ろう!と思っていた矢先、

そんなけなげな私達の行動を邪魔する同業者の嫌がらせにあいました。

屋号も詳しい場所も言えませんが、今でも、営業されてる、お店の方です。

その飲食店は、昔は、お父さんが、今は、息子さんが、店長をされているお店で、

どうやら、お父さんは、私達の存在がかなり、うとましく、思ったみたいで、

数々の嫌がらせを開始してきました。

(開店のご挨拶には、お菓子を持って伺いましたよ!)

思えば開店当初にも既に嫌がらせにあっていました。

たしか、開店2日目くらいの深夜に

お父さん、お母さん、息子さんの3名さんでご来店されて、

お父さんは泥酔し、酔った勢いで?

大声で「わんさか」に対する悪口をしゃべりはじめました。

もちろん小さな店は満席の状態です

地鶏の生肝を注文されたので、お出しました。

すると何口か召し上がった時、大声で

「お前んとこ、よ〜生の鳥なんか出しよるなぁ〜!

俺んとこは今は生の鳥なんか絶対置かへんわ〜!

客も、こんなん、よ〜食いよるなぁ〜!」とベラベラしゃべりはじめました。

当時、たしか、O157が流行り始めた頃でしたが、

マスターは、品質もルートもきちんと調べ、絶対安全!と確認した上で、お出ししてました。

ってゆーかね!

その日の、ほんの数日前に

(オープン前に、ご近所さんのお店に食べに行こう!)

と2人で、そのお店に伺い、まさに生肝をいただいたところでした。

しかもかなり鮮度が悪く、マスターも後日ポツリと

「しかし、あの生肝は ギリギリ(腐りかけ) やったなぁ〜…。

他の鳥も、どれ食べても鮮度悪いし…。でも結構お客さん入ってるよなぁ〜…。

みんな、あんなん食べさせられて、よ〜怒らへんなぁ…。

焼き鳥って安くつく(お勘定が)から、流行ってんのかなぁ〜…?」

と疑問を抱いていたところでした(笑)

話は戻りますが、

そんなお父さんの嫌がらせの大声にも、

お母さんも、息子さんも、知らんぷり。

(なんや?!この親子は?!)

内心そう思いつつも、やはりご近所さんとトラブルになりたくなかったので

何の反撃も?せず、ひたすら黙って耐えました。

そんな、自分本位なお父さんが、

私がチラシ配りをしているのを発見し

「お前、何しとんねん!さっさとやめんかい!

ワシとこの客、とりよったら、ただですまへんぞ!」

と言いながら近寄ってきたのです!

今の私ならいざしらず(笑)

7年前の私は、商売人としても、人間としても、まだまだウブで(苦笑)

かなりビビりました。

すぐ店に戻ってマスターに報告したんですが

「そんなん関係ない!客引きしてるんちゃうねんから、堂々と配ればいいねん!」

と言われたので、負けずに後日も配り続けました。

※余談ですが、一人で(笑)ひたすら配ってました。マスターは店番(笑)

で、その後も、若干ビビりながらチラシを配り続けました。

きっと、めげないその姿に腹が立ったんでしょう!

しばらく、何回も深夜に、来店され

(当時は、ご近所の同業者さんの入店拒否をする勇気がなかったので)

嫌がらせが続きました。

たとえば、こんな感じです。

「あ〜!だいぶ酔ってきたわ〜!」と言いながら、

手に持っていた、中身のタップリ入ったビアグラスを小皿の上に、しらじらしく落とす。

ガシャーン!!

とビアグラスと小皿が割れる音が店内に響き、

ビールがカウンターと床に大量にこぼれまくります。



「酔ってるから、しゃーないなぁ〜。ガハハ…!」で終わり。

毎回、小道具は変わってもパターンは同じでした

ビールが日本酒に変わったりとか…(笑)

そのたびに大事な器を割られ、カウンターと床はベトベト。

そんな日々が続きましたが、私達も結構しぶとく(笑)めげずにチラシを配り続けてると、

その姿が、お父さんの怒りを頂点にもっていってしまったようです。

ある日いつものように深夜2時まで、営業していると、そのお父さんが、入ってきました。

その日は、他にお客さんは誰もいませんでした。お父さんは、こう言いました。

「今日は、もう店、閉めろ。」

「いや。できませんよ〜。」

「えーから、閉めんかい!」

…仕方がないので看板の電気を消して確か…シャッターも下ろしたと思います。

「マスター、ちょっと、ここに座り〜。」

ちょっと猫なで声?で、マスターに、自分の隣に座るように指示しました。

もちろんマスターは拒みましたが、お父さんは泥酔状態。

仕方なく言う通りに、座りました。すると、こんな事を言い始めました。

「お前の店なんか、しょーもない店やねん。分かってるか?

お前なんか、しょーもない人間や。

それに比べて、俺の息子はよう頑張っとる!

毎日毎日、遅くまで働いて。そんな息子の商売、邪魔するて、どういう事やねん!

お前らまだチラシ配ってるやろう?はよ、やめとけって、言ったよなぁ〜!

いつまでやっとんねん!お前ら、さっさと俺の言う事、聞いてチラシ配り止めへんかったら

○○組の○○呼んできて、こんなしょーもない店、すぐ潰したるからなぁ〜!!!

俺が○○に一声かけたら、すぐ集まんねんど!分かってんのか!お前!」

と怒鳴りながら、なんと隣に座らしたマスターの頭をどつきはじめたのです!

こんな《三流Vシネマ》のような光景が、現実社会に、

しかも茨木に存在するなんて誰が思ったでしょう(笑)

なんの脚色もしていませんよ!事実ですよ。事実。

何十回叩かれていたでしょうか、

厨房の真正面から二人の光景を、ぼーぜんと見ていましたが、

調子づくお父さんとは、対象的に、マスターの表現が見る見るうちに変わっていくのが 分かりました。

冗談抜きで、今にも包丁で刺すんじゃないか??????と思うくらい、

凄みのある怖い表現に変わっていきました。

でも私は頑張って、マスターの目を見つめ

(分かってる!!!悔しいのは分かってる!!!でも手ぇ出したらアカン!!!

絶対にあかん!!!我慢して!!!お願い!!!)

こう、ずーっと念力で?いや眼力で? メッセージを送りました。

通じたのか、マスターも、相当悔しかったらしいですが、かなり我慢した。

と後日話ていました。

この一件が あってから、もう単なる、嫌がらせではない状態になったと判断したので

(出るとこ出たら恐喝ですよね?)

次に何かされたら警察に相談しに行こう。と話がまとまりました。

で、そのまま言うこと聞いても、つけあがるし、シャクにさわるので(笑)

その後も、どんどんチラシ配りは続けました。

そのお父さんも、それ以来パタッと何も言ってこなくなりましたが、

今でも道ですれ違うと、恨めしそうな顔でこちらを見ていますが、

私達にとっては、もう、どうでもいい方なので

(あら♪♪まだ、お元気なのね?結構なお年なのに生命力が強い方♪♪羨ましいわぁ〜!)

と 思いながら、気付かぬフリをして(笑)すれ違います。

ちなみに、この一連の話は、2000年にオープンして

半年くらいの間に起きた出来事ですが、

この間もマスターには、毎日、怒られてまして(苦笑)よく泣いてたんですが、

この頃から、だんだん、気合い?と根性?が身に付いてきて(笑)

仕事を前向きに考えて いけるようになりました。

もっと大きな組織の中に携わってる方からしてみれば、

そんな大した出来事じゃないかもしれませんが、

大人しいサラリーマンの父親と、明るい母親に育てられた私にとって、

この恐喝事件は衝撃的な出来事でした。


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Posted by わんさか女将 at 04:21│Comments(2)居酒屋わんさか時代
この記事へのコメント
わんさか女将 さん☆こんにちは(#^.^#)

えぇ・・・そんなんホンマにあるの?
マジ むかつく!!
でも よう辛抱しはったよねぇ
私やったら・・・どうなっていたことやら(^_^;)

でも マスター&女将さんだから 今の「わかさ」があるんですよねぇ~
お客様の目・口は正直だから・・・

毎日 暑いけれど お体には気を付けて下さいねぇ

私もチラシ配りやサロンを1本で出来るように 根性で頑張ります
(^_-)-☆
Posted by アロンジェ at 2007年08月16日 15:09
こんにちわ~。はじめまして^^
mixiから飛んできましたミカッチと申します。
よろしくお願いします♪

っで、『忘れられない嫌がらせ』読ませていただきました。
も~~~、ビックリです!!
田舎でのんびり生きているアタシには想像もつかない出来事で…
でも、もしアタシが女将さんと同じ立場だったら、
我慢できずに何かをやらかしただろうと…
けっこう短気なんです^^;
女将さんもマスターも偉いですね~!!!!!
だからきっとお店も大繁盛なんですね^^
これからも頑張ってください♪
大阪に行く機会がありましたら、
ぜひお邪魔させていただきますね^^

余談ですが…
アタシ、女将さんと同い年の同じ誕生日なんです!!(笑)
これもご縁ですかね^^
Posted by ミカッチ at 2007年08月17日 15:32
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